【顕在ニーズと潜在ニーズ】自分探し症候群で悲しい末路にならないために

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【顕在ニーズと潜在ニーズ】自分探し症候群で悲しい末路にならないために

こんにちは!ハクナマタタです。

自分が本当にやりたいことを探しているけど、結局見つからず自分探し無限ループになることってありますよね…

こんなイメージでしょうか?

今回はマーケティングの顕在ニーズと潜在ニーズの観点から自分探し症候群で悲しい末路にならないためのヒントを紹介していきます。

自分探しの無限ループを脱出するきっかけになれば幸いです!

自分探し症候群とは?

辞書や論文などを探した結果「自分探し症候群」という言葉はそもそも使われていないようです。

ただ株式会社プラネットファイブ代表取締役の田中氏の定義がありましたので引用します。

「ここより他に理想の場所があるはず」と青い鳥を永遠に探して回る「青い鳥症候群」にも似て、「この会社ではなく、自分に合った理想の会社や職場が絶対に他にあるはず」と、職を転々とするのが、この「自分探し症候群」です。

第19回 頭でっかちな「自分探し症候群」の部下をどう導くか?

田中氏の定義は就職に絞っていますが、青い鳥症候群の状態は自分探し全般に当てはまりそうですよね。

以降では自分探し(青い鳥)症候群に関してマーケティングの顕在ニーズと潜在ニーズの観点から深堀りしていきます。

顕在ニーズ・潜在ニーズからみる自分探し症候群

ここではまず、マーケティングの顕在ニーズと潜在ニーズの意味を解説し、その後マーケティングの顕在ニーズと潜在ニーズの観点から自分探し症候群について深堀していきます。

顕在ニーズ・潜在ニーズとは?

ここではサイトエンジン社の解説を参考に紹介していきます。

顧客が持つニーズには、「潜在ニーズ」と「顕在ニーズ」があります。顕在ニーズとは、顧客本人が自覚している欲求です。潜在ニーズとは、顧客自身も気づいていない欲求です。


「顕在ニーズ」とは、顧客自身が「これが欲しい」と商品やサービスの必要性をはっきり自覚している状態をいいます。このとき自分の課題は表面化しているので、解決方法を明確に認識しています。「仕事中の眠気を覚ましたい」、「転職したい」などが顕在ニーズとなります。


「潜在ニーズ」とは顕在ニーズの裏に隠れた本人も自覚していないニーズです。課題はまだ表面化しておらず、自分が本来何を必要としているかに気づいていない状態をいいます。「転職したい」の潜在ニーズは、「忙しい中で良い求人を探す時間をかけたくない」「誰かにサポートしてもらいたい」などです。

潜在ニーズとは? 顕在ニーズとの違いと例、引き出し方を解説

有名なマーケティングの例で、

「昨年、1/4インチ口径のドリルが100万個売れたのは、人びとが1/4インチのドリルを欲しかったからではない。1/4インチの穴が欲しかったのである」

という消費者が欲しいのはドリル(顕在ニーズ)ではなく、穴である(潜在ニーズ)指摘がありますよね。

マーケティングが専門のレビット教授のドリルの穴理論の話です。

これが自分探し症候群を読み解くのに参考になると考えられます。

もっと知りたい方へ

もしドリルの穴理論について知りたい方がいましたら、わかりやすい以下の本がおすすめです。

自分探し症候群と顕在ニーズ・潜在ニーズ

さて、自分探し症候群とマーケティングの顕在ニーズ・潜在ニーズについて何か共通している部分があったことに気が付きましたでしょうか?

それは…

顕在ニーズの観点から自分が本当にやりたいことを探せば自分探し症候群になり

潜在ニーズの観点から自分が本当にやりたいことを探せば自分探し症候群にならない

可能性が高いということです。

例えば…
  • 「カフェで働いているのが本当の自分だ」
  • 「ホテルの受付で働くのが本当の自分だ」
  • 「グランドスタッフになるのが本当の自分だ」

これに共通しているのは全て顕在ニーズということです。

このように名詞(カフェ/ホテル/グランドスタッフ)で本当にやりたいことを考える場合、

なぜそのような職業をやりたいのか?潜在的な自分のニーズに気づいていないことを意味します。

そして、その潜在ニーズを自分で理解してないと「なんか違う…」となって自分探し無限ループになってしまう可能性が高くなってしまいます。

そのため、「なんか違う…」という自分の違和感を掘り下げていくのが潜在ニーズを理解する第一歩となります。

自分の潜在ニーズを理解し、自分探し症候群から抜け出す方法

それではどうしたら自分の潜在ニーズを理解し、自分探し症候群から抜け出ることができるでしょうか?

「マーケティング 潜在ニーズ 方法」等とマーケティングの視点を応用するのがこの場合セオリーですよね。

ただそれを調べて実践するのは難しいし、手間がかかる…という意見もわかります。

そこで今回はもっとシンプルに自分の潜在ニーズを理解する方法を1つ紹介いたします。

それは…

名詞ではなく、動名詞で自分が本当にやりたいことを考える

です。

教育やコーチングの分野で有名な喜多さんの説明を引用します。

本当にやりたいことの見つけ方を、今から解説します。

上記のポイントは…

  • 自分のやりたいことが「名詞」の場合 – 顕在ニーズ
  • 自分のやりたいことが「動名詞」の場合 -潜在ニーズ

ということです。

そのため、自分のやりたいことを「動名詞」で考えることが自分探しの無限ループを脱出するきっかけになり得るというとこです!

まとめ

ここまでのポイントをまとめます。

  • 自分探し症候群とは「ここより他に理想の場所があるはず」と青い鳥を永遠に探して回る「青い鳥症候群」状態のことである
  • 自分探し症候群が治らない理由は顕在ニーズで自分が本当にやりたいことを考えているからである
  • そのため、潜在ニーズで自分のやりたいことを理解する必要がある
  • その手段として、自分が本当にやりたいことを動名詞で考えることが重要である

皆様の参考になれば幸いです!

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