大学に入ると、「自分は何がしたいのか」を考えるきっかけが沢山ありますよね。
例えばインターンや就職活動などが挙げられます。
そこで「自分は何がしたいんだろう…」と悩む人もいる一方で、
「やりたいことが多すぎで時間が足りない!」という方も多いのではないでしょうか?
サークル、部活、バイト、団体活動、研究、ビジネス、起業…あれもこれもしたい状態になることがあると思います(私も一時期イエスマン状態でした…笑)
今回はそんなやりたいことが多すぎる大学生の方にちょっと変わった自己分析方法を紹介します!
大学卒業後もやりたいことでいっぱいの人生を歩みたい方は是非最後まで見てくださいね♪
やりたいことが見つからないから、何か見つけたい…!という方は海外一人旅をおすすめします。詳細は以下の記事から!
大学はやりたいことができる最高の環境
そもそもなぜ大学生になるとやりたいことでいっぱいになるのでしょうか?
それは大学はやりたいことができる最高の環境だからです!
大学の良いところは、自分の意志で何をするか/しないか選択できることです。
例えばどの講義を履修するか必修科目を除いては自由に選べますよね。そもそも「履修しない」という選択も取ることができます。
また高校の時みたいに朝から夕方まで授業でいっぱい…なんてことはないですよね。水曜日は全休!なんてこともしばしば…
要するに、大学は自分の意志で意外と多い自由な時間をどう過ごすか決めることができます。
その結果、「あれもしてみよっかな〜」とやりたいことがいっぱいになるのです!
ただし、やりたいことを大学卒業以降もやり続けることは難しい
ここまで大学生の素晴らしさを紹介してきました。
ただ、大学は人生の夏休みといわれるように、大学が終わって社会人になると夏休みが終わった気分になるという言い伝えがありますよね。
言い換えると、大学卒業以降はやりたいことをやり続けることは難しいのです。大学生の頃のようなやりたい欲が無くなってきます…
その理由として以下の2つが挙げられます。
- 就職、結婚、子育てなど環境的な理由
- 結局死ぬじゃんという心の内側から襲われる虚無感
就職、結婚、子育てなど環境的な理由
やりたいことを大学卒業以降もやり続けることは難しい理由の1つ目は環境的な理由です。
例えば、就職や結婚、子育てなど自分時間で動くことが難しくなってきます。
言い換えると、大学生の頃は自分の意志で選択していたのが、大学卒業以降は自由度が狭まってくるのです。
大学時代は自由時間があったからこそやりたいことが湧き出てきたけど、大学卒業後は自由時間が少なくなってきたからやりたいことが湧き出てこなくなった…なんてケースが多いと感じています。
これはイメージしやすいのではないでしょうか?
結局死ぬじゃんという心の内側から襲われる虚無感
次はもう少しシビアな理由です。
それは、仮にやりたいことが大学卒業後あったとしても、結局死ぬじゃんという心の内側から襲われる虚無感がやりたいことを制限する可能性があるということです。
ある日ふと、「何で私こんなことやっているんだろ?確かに楽しいけどそれをやって最終的に何になるの?」となる現象が一例です。
人文系の文献を読んでいると、現代は「大きな物語」が失われた時代といわれています。
それが虚無感に襲われる背景です。
以下の記事がおすすめです!社会学の名著を参考に、虚無感の正体と乗り越える方法を考察しています。
大学卒業後もやりたいことを続けて行くにはどうすればいいか?
では、大学卒業後もやりたいことを続けて行くにはどうすればいいのでしょうか?
私がおすすめするのは大学時代に自分のやりたいことスイッチを発見しておくことです!(新しいタイプの自己分析です!)
確かに大学卒業後は自由な時間は減りますが、自分だけのやりたいことスイッチを知っていれば限られた時間の中でもやりたいことがいっぱいの人生を歩むことができます。
例えば、一例としてコーチング事業で有名なGoal Bを設立したAKIOBLOGの中川晃雄さんのルーティン動画が参考になります。
中川さんのルーティン動画を「趣味」の観点から分析した記事はこちらにあります!
さて、どうすれば大学時代に自分のやりたいことスイッチを発見することができるのでしょうか?
今回は4つのステップに分けて具体的な方法を紹介します!
- やりたいことをとことんやる!
- 次にやってみた時の自分の感情をメモしておく
- 自分の感情を整理してやりたいことの共通点を探す
- 大学卒業後も自分だけのやる気スイッチを活かす作戦を考える
上記ステップは以下の理論を応用しています。元ネタを知りたい方は是非参考にしてください!
やりたいことをとことんやる!
大学時代に自分のやりたいことスイッチを発見する1つ目のステップはやりたいことをとことんやることです!
自分のやりたいことスイッチは診断等で自動的にわかるものではなく、経験を通じて徐々に理解してくるものです。
他人に「あなたのやりたいことスイッチは〇〇です!」といわれても腑に落ちませんよね…
腑に落ちるためには経験あるのみです!その経験の中で自分のやりたいことスイッチを発見していきましょう!
次にやってみた時の自分の感情をメモしておく
大学時代に自分のやりたいことスイッチを発見する2つ目のステップはやりたいことをやってみた時の自分の感情をメモしておくことです!
ポイントは名詞ではなく、動名詞で自分の感想を書いて置くことです!
例えば、以下のような例が挙げられます。
【名詞】
- 観光が楽しかった
- 英会話のイベントが楽しかった
- 家庭菜園はあまり楽しくなかった
【動名詞】
- 観光先で海外の人と交流したのが楽しかった
- 英会話のイベントで知らない人と会話するのが楽しかった
- 家庭菜園は一人で作業するためあまり楽しくなかった
名詞、動名詞に関してもっと詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです!
自分の感情を整理してやりたいことの共通点を探す
大学時代に自分のやりたいことスイッチを発見する3つ目のステップは自分の感情を整理してやりたいことの共通点を探すことです!
上記の例だと次のような共通点があります。
- 誰かと過ごすことが充実した趣味の条件
- その中でも普段会わない人と過ごすことが望ましい
ここからはわかることは、今後どんな人生を歩むにせよ普段会わない人と過ごすことができる環境を見つけることでいつでも自分のやりたいことスイッチを押すことが出来る可能性が高くなるのです。
皆さんも同様に自分だけのやりたいことスイッチを発見していきましょう!
自分の感情を整理してやりたいことの共通点を探す方法関してもっと詳しく知りたい方は以下の記事の「帰国後① – 自己分析を開始する」がおすすめです!
大学卒業後も自分だけのやる気スイッチを活かす作戦を考える
大学時代に自分のやりたいことスイッチを発見する4つ目のステップは大学卒業後も自分だけのやる気スイッチを活かす作戦を考えることです!
ここまでのステップで自分のやりたいことスイッチを発動させる条件はわかったと思います。
その条件を趣味や仕事、家庭等で活かしていきましょう!
私の例を共有します。
私は今を充実させることを大切にしている。
今を充実させるためにはまず違和感/知らないことを自分が腑に落ちるまで理解する必要がある。
そして、腑に落ちるまで理解したことで湧き出てくる自分の自己感情を誰かに共有することで今を充実させることができる。
就職した会社で自分なりの人生を充実させるには、私の場合以下の条件を満たす必要があると考えられます。
・毎日テキトーに仕事をする会社ではなく、ベンチャーのような毎日全力で仕事をする会社
・違和感/知らないことが常に出てくる仕事 (単純作業や専門的でない業務ではない)
・違和感/知らないの謎を解き明かし、それを通じてビジネス的な価値をもたらす仕事
次に、条件を満たすために以下の行動を取りました。
・ベンチャーや外資系の企業等毎日全力で仕事をする会社のみ受ける
・自分の専門である文化人類学を活かした会社のみ受ける
イメージとしては、ある領域の専門的なコンサルタントになることが私の自分を充実させてくれるため、それが達成できる会社にいくため就職活動をしようと落とし込んだ感じです。
その結果、無事文化人類学を活かしたベンチャー気質のある企業に就職することができ、今でも仕事で人生を充実させることができています!
大学卒業後も自分だけのやる気スイッチを活かす作戦関してもっと詳しく知りたい方は以下の記事の「帰国後② – 自己分析でわかったことを日常で実践する」を御覧ください。
さいごに
いかがでしたでしょうか?皆さんも以下の4つのステップを通じて大学卒業後も人生をワクワクさせてくださいね!
- やりたいことをとことんやる!
- 次にやってみた時の自分の感情をメモしておく
- 自分の感情を整理してやりたいことの共通点を探す
- 大学卒業後も自分だけのやる気スイッチを活かす作戦を考える