文化人類学って何を学ぶの?身近な例は?【解説】

※当ページのリンクには広告が含まれています。
※当ページのリンクには広告が含まれています。
文化人類学って何を学ぶの?身近な例は? Human Insight

「文化人類学って結局何を学ぶの?」

「身近な例も踏まえてわかりやすく紹介して欲しい…」

そんな方に向けて今回の記事を書きました!

皆様の参考になれば幸いです!

文化人類学や気になる本をコスパよく!
Kindle Unlimited 30日間無料体験はこちらから
Audible 無料体験はこちらから
学生はPrime Studentが神コスパ!
Prime Student 6カ月無料体験はこちらから

文化人類学って何を学ぶの? Who, What, Howの観点から

文化人類学について調べてみると「人間を研究する学問」や、「人類の普遍的側面、多様性を探求する学問」など答えが出てきますよね。

確かに文化人類学を学んでいると理解できるのですが、初めてだと具体的なイメージがわかないですよね…

そこでWho,What,Howの観点から文化人類学は何を学ぶのかわかりやすく紹介します!

  • Who(誰を対象にしているの?) – 世界中の人々
  • What(何を対象にしているの?) – 日常や非日常
  • How(どうやってそれを研究するの?) – フィールドワーク

つまり、文化人類学は世界中の人々の日常や非日常をフィールドワークを通じて学ぶ学問なのです!

それぞれ詳しく解説していきます。

文化人類学って何を学ぶの? – Who(世界中の人々)

1つ目に文化人類学の研究対象についてです。

人類学は「人」について研究をします。その中でも、日本国内外に関わらず世界中の人々を対象とするのです。

世界中の人々って有名人や政治家みたいな人のこと?

ハクナマタタ
ハクナマタタ

一般の人々も全て含みます!

例えば、家族や友達、海外の観光地で働く人等も文化人類学では研究する対象です。

もちろん原住民や部族なども!

文化人類学って何を学ぶの? – What(日常や非日常)

2つ目に文化人類学は世界中の人々の何について研究しているのでしょうか?

答えは…何げない日常や祭りや旅行などの非日常を研究しています!

  • 日常 – 学校生活、食事の場、英会話教室、バイト先、カフェ、プリクラ等
  • 非日常 – 地域のお祭、修学旅行、結婚式、ディズニーランド等

例えば、プリクラってどんなことを研究するの?

ハクナマタタ
ハクナマタタ

いい質問ですね!

プリクラだったら、「プリクラって盛れることが大切だけど、そもそも”盛れる”って何だろう?地方と都会や、他の国では「盛れる」の捉え方が変わってくるのかな?」っといった素朴な疑問を文化人類学では研究していきます。

文化人類学者ではないのですが、「盛れる」について面白い研究を紹介しますね。

文化人類学って何を学ぶの? – How(フィールドワーク)

3つ目に文化人類学は世界中の人々の日常や非日常ついてどのように研究しているのでしょうか?

答えは…フィールドワークという方法で研究をしています!

フィールドワークとは本やインターネットの情報(だけ)ではなく、実際に現地に訪れて、現地の人々と一緒に過ごしながら世界中の人々の日常や非日常を研究する方法です。

言い換えると、世界中の人々の日常や非日常を知りたかったら、現地に行って一緒に過ごすのが一番だよね!というのがフィールドワークの考え方です。

文化人類学の身近な例は?

ここまでWho,What,Howの観点から文化人類学は世界中の人々の日常や非日常をフィールドワークを通じて学ぶ学問であることを解説してきました。

ここからは、身近な例を紹介していきます!

文化人類学の身近な例 – 日常

まず日常の観点から文化人類学の身近な例を紹介していきます!

今回はカフェをフィールドワークしてみます。

すると以下のような発見があるのではないでしょうか?

  • それぞれ近くにお店があるのに、スタバやドトール、地元のカフェそれぞれお客さんの層が違う
  • 勉強している人が多いカフェもあれば、ゆっくりくつろいでいる人が多いカフェもある

これは非常に興味深い発見です!

というのもどれも同じカフェにも関わらず、店名によって客層や過ごし方が変わってくるからです。

文化人類学ではその理由をフィールドワークを通じて探っていきます。

もっと詳しく知りたい方へ

今回の発見について実は「サードプレイス」という概念を中心に都市人類学や都市社会学の分野で研究が進んでいます。

もし興味のある方は以下の本が入門書としておすすめです!

文化人類学の身近な例 – 非日常

続いて非日常の観点から文化人類学の身近な例を紹介していきます!

今回は友人・恋人・家族との旅行をフィールドワークしてみます。

すると以下のような発見があるのではないでしょうか?

  • 普段話さないことを沢山話した
  • お互いの距離が縮まった感じがした

これは非常に興味深い発見です!

というのも普段一緒にいる人にも関わらず、どこで過ごすかによって話す内容や関係性が変わってくるからです。

ちょっと違う例ですが、飲み会に参加すると、なぜか普段話さない人と沢山話したりする感じと似ています。

文化人類学ではその理由をフィールドワークを通じて探っていきます。

もっと詳しく知りたい方へ

今回の「非日常」について実は観光人類学の分野で研究が進んでいます。

もし興味のある方は以下の本が入門書としておすすめです!

文化人類学や気になる本をコスパよく!
Kindle Unlimited 30日間無料体験はこちらから
Audible 無料体験はこちらから
学生はPrime Studentが神コスパ!
Prime Student 6カ月無料体験はこちらから

さいごに

ここまでのポイントをまとめると、文化人類学は世界中の人々の日常や非日常をフィールドワークを通じて学ぶ学問ということです。

文化人類学についてもっと知りたい!そんな方に向けて他にも文化人類学の記事を沢山書いておりますので是非一緒に見てください!!

タイトルとURLをコピーしました