こんにちは!ハクナマタタです。
今回は前回の自己分析をする際のキーポイント4選(前編)に続いて後編となります。
前編をご覧になられていない方はこちらから見れます!
後編は「自己分析の仕方」について紹介してきます。
よくある自己診断テスト等とは違う方法でワクワクに出会うきっかけを提供しますので、是非最後までご覧ください!
新自己分析の概要
はじめに新自己分析を私流に定義すると、
自己感情との対話を通じたワクワクモデル
となります。
これは、自分自身をワクワクさせる要素を見つけ、それを日々行動に移すことが目的です。
そして、行動に移すことにより、日々ワクワクして生きていくことが目標となります。
自分のワクワクに出会って、日々ワクワクしよう!
新自己分析の具体的な手順
1〜4のステップを通じて、仮説検証を繰り返していきます。
- 日々の中で自分の内側から湧き出てくる自己感情に気づく
- それを自分が腑に落ちるように言語化する
- 言語化したのを踏まえ、ワクワクに出会い、行動に移せる条件を仮説検証する
- 検証結果をもとに、条件を満たすワクワク行動をしていく→新たな自己感情に気づく→1~4の繰り返し
自分のワクワクは日々変わって/ブラッシュアップされていきます。
なので、仮説検証をずっと続け、自分のワクワクの本質を探していきましょう!
それで各ステップの詳細を見ていきましょう〜
Step1 – 日々の中で自分の内側から湧き出てくる自己感情に気づく
色んな人と出会ったりすることで、自分の心の内側から湧き出てくるワクワクに出会える
とお伝えしました。
ステップ1ではそれを実践するところから始まります。
まずは以下の行動をしてみましょう!(皆さんが実践しやすいことから少しずつ 始めていきましょう)
- 環境を変える (新しい鏡を探すために)
- 新しい人に出会う
- 新しい経験をしてみる
- 非日常な場所に出かける
- 普段ぜったいやらないことをやってみる
次に、行動をしたことで「楽しい!」であったり、「モヤモヤ…」であったりと自己感情に気づくはずです。
もし自分の心の内側から湧き出てくる自己感情に出会えないのであれば、東南アジアや世界一周に出かけるのが確実な方法です!
そこまでは…という方は身近な国際交流等に参加して日本以外の方と話してみるといいです。
最近はスマホ一つで同時通訳も可能な時代ですので、外国語が話せなくても大丈夫です!
さて、自己感情に気づくことができたら次のステップに進みます。
Step2 – それを自分が腑に落ちるように言語化する
ステップ1で感じた自己感情は自分の感覚として残っているものの、言葉にするのは難しいと思います。
ワインを飲んで感じた味を表現するのが難しいのと同じ感覚です。
ステップ2では、自分が腑に落ちるように自己感情を言語化する作業に入ります。
腑に落ちることが大切な理由は、腑に落ちないとワクワクできないからです。
このステップでは自分と向き合ったり、他人と話して見たり、本を読んだりしながら時間をかけて自分が腑に落ちるように言語化していきましょう。
- Step1(私が感じた自己感情) – ワクワクを阻害するような「虚無感」をふと感じるようになった。
- Step2(腑に落ちるように言語化) – 自分と向き合った結果「どうせ人生いつか終わるんだし、なぜそこまで頑張るのだろう?」と虚無感を具体化し、真木悠介さん(=社会学者見田宗介)の「時間の比較社会学」を読んで虚無感の正体は近代特有の時間間隔にあることがわかり腑に落ちた。
自分が感じた「虚無感」という自己感情を腑に落ちるように言語化したことで
ワクワクを阻害する原因が特定できた!
真木悠介さんの「時間の比較社会学」や「自我の起原」の本は言語化するのに役立つと感じていますので、興味のある方は是非みてみてください。自己啓発書とは異なった観点からあなたのワクワクを刺激すること間違いなしです!
とはいうものの、言語化するって意外とハードル高くない?
ワインだってソムリエレベルでようやく言語化できるんだし…
そうですよね(汗)
そこでハクナマタタブログでは、言語化するきっかけ/ヒントを提供していきます!
Step3 – 言語化したのを踏まえ、ワクワクに出会い、行動に移せる条件を仮説検証する
ここまでこればもうひと踏ん張りです!
ステップ3では、ステップ2で言語化した自己感情を踏まえ、「どういう条件ならワクワクに出会い、行動に移せることができるか?」考えていきます。
以下では、まずそもそもなぜ「条件」を探ることが重要なのか説明し、次にそれを踏まえた上で私の体験談を共有していきます。
「こんな感じでステップ3を進めればいいのね!」
とイメージを掴んでいただければ幸いです!
それではまず、「条件」を探る理由が重要な理由を教育学者の苫野一徳さんの動画を参考に説明していきます。
ワクワクと結びつけていくと…
- 命令の思想(あれをしろ、これをしろ)は行動に結びつかない→ワクワクするために「あれをしてワクワクになるべき」といっても行動に移すのは難しい。
- 行動に結びつくためには、条件解明の思考が大切→「どういう条件を整えれば、ワクワクに出会え、行動に移すことができるか」を考えて行くことが大事
ワクワクに出会い、行動に移すためには「〇〇をするべき」と考えるのではなく
条件を考えていくのが大切ということです!
次に、私の体験談を通じて条件について考えていきます。
先程のステップ2で虚無感の正体がわかった私は
近代特有の時間間隔で行動しないようにすれば(条件を整えれば)、虚無感に襲われることなないだろう。
とワクワクを阻害しないようにする条件がわかりました。
近代特有の時間間隔で行動しない方法は、宗教や伝統的な価値観に沿って行動することや(再魔術化とも言われています)、マサイ族のような「今」を大切に生きるように行動することなどが上げられます。
他の具体例等は別途記事を書いて共有していきます!
Step4 – 検証結果をもとに、条件を満たすワクワク行動をしていく
ここまでこればステップ3でわかった条件をもとに、行動に移すのみです!
私の場合だと、実際に近代特有の時間間隔で行動しないようにすることがステップ4となります。
そして行動してみて「本当に虚無感はなくなって、ワクワクに出会う条件が整ったか?」新たな自己感情に出会えます。
この後はステップ1から4の繰り返しです。
今回は一つの自己感情を例に上げましたが、実際は複数の自己感情が湧き出てくると思われますので、都度整理して自分のワクワクに出会い、行動に移していただければ幸いです!
さいごに
ここまでのポイントをまとめます。
- 日々の中で自分の内側から湧き出てくる自己感情に気づく
- それを自分が腑に落ちるように言語化する
- 言語化したのを踏まえ、ワクワクに出会い、行動に移せる条件を仮説検証する
- 検証結果をもとに、条件を満たすワクワク行動をしていく→新たな自己感情に気づく→1~4の繰り返し
前編・後編にてお送りした「新自己分析論」いかがでしたでしょうか?
皆様のお役に立てれば幸いです。