こんにちは!ハクナマタタです。
このブログでは自分探し旅に関する情報発信を専門にしています。
その中でも、経験→自己分析→実践を繰り返すことが自分探しの旅の成功方法と強調してきました。
例えば以下の記事です(【前提知識】今この瞬間を充実させる方法)
記事の中では特に、内側から湧き出てくる自己感情の理解がキーポイントであると説明しています。
ただ、
本当に内側から湧き出てくる感情に出会えるの?
と疑問に思う方や自信がない方もいると思います。
そこで今回は、学者であるダニエル・ピンク氏が書いたモチベーション3.0の本を参考に、
自分探しの旅で内側から湧き出てくる感情に出会う方法
について紹介していきます!
モチベーション3.0について
今回紹介する本はモチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すかです。
この本は行動経済学やポジティブ心理学等の実験結果を基にモチベーション論について新しい視点をもたらしてくれます。
以下では2点説明していきます。
- 各モチベーションの定義とモチベーション2.0の限界
- モチベーション3.0を手に入れるには?
各モチベーションの定義とモチベーション2.0の限界
まずダニエル・ピンク氏によると人間は3つのモチベーションがあるようです。
- モチベーション1.0 – 生存/サバイバルのためのモチベーション
- モチベーション2.0 – アメとムチといわれるように外的な刺激によるモチベーション
- モチベーション3.0 – 自分の内面から湧き出る「やる気!=ドライブ!」に基づくモチベーション
これまでモチベーション2.0がビジネスにおいて主流でした。
〇〇をしたら☓☓という報酬をあげるよ…
といったアメとムチでモチベーションを上げていたということです。
しかしながら、クリエイティビティが重要な今日モチベーション2.0のやり方では限界があるようです。
その理由をダニエル・ピンク氏は現代は右脳が求められているからアメとムチには限界があると説明しています。
- モチベーション2.0 – 左脳。アルゴリズムのように決まったことをやるのに適した脳
- モチベーション3.0 – 右脳。ヒューリスティック(クリエイティブ)な作業に適した脳
これは、右脳を使うには「自分の人生は自分で決める」といった創造的な自律性が求められますが、
〇〇したら☓☓という報酬をあげるよ…
といった交換条件では自律性が自律性が失われてしまうことを意味します。
モチベーション3.0を手に入れるには?
ではどうしたらモチベーション3.0を手に入れることができるのでしょうか?
ダニエル・ピンク氏はタイプIの行動を取るべきといっています。
タイプIの行動は大きく分けて次の3つです。
- 自律性 – 自由に好きなように仕事をする
- マスタリー(熟達) – もっとよい生き方を求める
- 目的 – 人生の意義を大きなスケールで考える
本書では仕事におけるモチベーションの観点から上記3つの具体的なアクションプランを紹介しています。
例えば、80:20の法則(業務時間の8割仕事、2割自由時間)や
Wikipediaの成功例(モチベーション2.0でエンサイクロペディアを依頼して失敗したマイクロソフトとモチベーション3.0で成功したWikipedia)
などが挙げられます。
ただ、今回は「自分探しの旅」の観点からモチベーション3.0の活用方法に絞って紹介していきます。
モチベーション3.0を自分探しの旅に活かす方法
ここでは海外へ自分探しの旅に出ることを想定して、
自分探しの旅で内側から湧き出てくる感情に出会う方法を
自律性・マスタリー(熟練)・目的
の観点からみていきます。
自律性
これは、「自分探しの旅は全て自分が決める」をテーマにすることが自律性を保つ上で重要という意味です。
例えば、ガイドブックの書いてある通りに旅をするのではなく、自分のオリジナルな旅の要素を沢山いれましょう!
私はよく、現地の有名店に行くだけではなく、日本食レストランにいって海外で一番おいしいラーメンを探そうと思い旅の計画を練っています。
また、現地の人と沢山交流したいのでそれが達成できる旅のプランを計画しています(ゲストハウスに泊まる等)
以上のことから、自分なりのオリジナルな旅のプランを作ることが自分探しの旅で内側から湧き出てくる感情に出会う上で重要とわかります。
マスタリー(熟練)
これは、「とことんこだわった自分探しの旅をしよう!」と行動することが重要という意味です。
ただ単に自分探しの旅をするだけではなく、職人のようにこだわった旅をしましょう!
私でいうと、現地のラーメンは全て制覇することや、現地の人と最低10人は交流する等が挙げられます。
他にも、現地のスーパーで食材を買って、現地の料理を、現地クオリティで作ることをテーマにしている方もいました。
以上のことから、とことんこだわった自分探しの旅をすることが内側から湧き出てくる感情に出会う上で重要とわかります。
目的
これは、自分探しの旅をする目的を明確にすることを意味します。(ビジネス上だと利益だけではなく、社会貢献の文脈で語られますが)
なぜ自分探しの旅をしたいのか?
目的を明確にすることが、自分探しの旅で内側から湧き出てくる感情に出会う上で重要とわかります。
まとめ
ここまでのポイントをまとめます。
- 自分探しの旅で内側から湧き出てくる感情に出会う方法はモチベーション3.0を理解すること
- モチベーション3.0の構成要素である、自律性・マスタリー(熟練)・目的を自分探しの旅で実践することが重要である
もし皆様が自分探しの旅に行く場合、
- オリジナルな自分探しの旅の計画を練る
- その旅をとことんこだわる
- 自分探しの目的を明確にする
以上3点実施するだけで、自分探しの旅で内側から湧き出てくる感情に出会う可能性がぐっと高くなります!
もっと自分探しの旅について知りたい方がいましたら、こちらをご覧いただければ幸いです!